魚眼パッチ構造による周辺情報を考慮したアニメ線画への自動着色手法

概要

アニメ線画の自動着色では、パッチベース学習が用いられる一方、ごく小さな領域や線が少ない領域ではパッチ内の情報量が少なく、着色の精度が低下する課題がある。 本研究では、着色対象となる領域の中央部分は元の解像度で保持しつつ、その周囲の参照領域を距離に依存する圧縮サンプリングで取得する「魚眼パッチ構造」を提案する。これにより、詳細情報と広域の文脈情報を効率良く入力することができ、着色精度の向上が可能となる。評価実験では、特に線画が疎な領域において視覚的一貫性が大きく向上し、本手法の有効性を示した。

収録
Visual Computing 2025
引用
"魚眼パッチ構造による周辺情報を考慮したアニメ線画への自動着色手法," VC2025 , no. P213, 2025.